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対談:海響(MIKI)氏×中西 功『一人ひとりの「音」がより美しい愛のエネルギーへと変化していけるように』


音が本質と説く海響(MIKI)監督。奏でるような穏やかな話し方をされる一方、「映画を世界に発信することで、日本のクジラやイルカへの誤解を少しでも解消し、世界との隔たりをなくしていきたい」と熱く語る。それは、「世界との線引きがなくなることで本当の平和になるから」とお話されていました。そんな海響(MIKI)監督の見ている世界とは?

 

対談:海響(MIKI)氏×中西 功


海響(MIKI)氏
海響(MIKI)氏

海響(MIKI)●映画監督/クリスタルボウル奏者/ヒプノセラピスト/ヒーラー/写真家。 宇宙からの啓示を受け、初監督作品 映画「愛の地球(ホシ)へ」を2019年に公開。半年後、クジラから「僕たちの声にクリスタルボウルの音を合わせて欲しい」「多くの人が目醒めるから」というメッセージを受けとり、2021年秋、映画「愛の地球(ホシ)へ Ⅱ」を公開。大きな話題を呼び現在全国各地で映画Ⅰ、Ⅱが上映中。また、妊婦と胎児が対話をするセッションを国内の学会や米国の国際会議にて発表。自然音とクリスタルボウルの音を融合したヒーリングサウンドCDアルバムなど含む6枚をリリース。映画・音楽・写真・ヒーリングなど、多方面で注目を集めている。



宇宙と地球を統合した音色


 海響さんは映画監督やクリスタルボウル奏者、写真家でもあり、多方面に活躍されていますが、こういう道に進むきっかけは何だったのですか?


海響 高校生の頃、電車に乗ろうとして滑って、むち打ち症になってしまったのです。それがどんどん悪化して、椅子に座ることも、鉛筆を持つこともできない。ほとんど寝たきりの状態になりました。鍼灸などいろいろ治療しましたが全然良くならない。それなら自分で自分の体のことを調べてみようと思って、整体の学校に通うようになったのです。最初は普通の整体でしたが、整体を通してより内側を感じる力を意識するようになり、だんだん今の形になってきました。


 クリスタルボウルを使ったヒーリングですね。やはり音を使うと内側を感じますか?


海響 そうですね。内側を意識するようになって、音の重要性を強く感じるようになりました。音というのは人の本質のようなものなのです。「意識」などに使われる「意」は音の心と書きますよね。また「本音」という心の内側を意味する言葉も、「本当の音」と書いています。音と心は深く関係していることを昔の人は知っていたのでしょう。実際クリスタルボウルを使うと音で体が変化していくのがわかります。音がその人の内側に強く働きかけるのです。


 制作された映画では、クリスタルボウルとクジラの声を組み合わせて人類の覚醒を促していますよね。


海響 その二つを組み合わせる閃きは、突然教えられたのです。僕のところにはよくいろいろな星から宇宙人がやってきてさまざまな話をしてくれるのですが、そのときはクジラがやってきて「クジラの声とクリスタルボウルを合わせてみて」と言われたのです。クジラの声は地球の声なんです。そして宇宙の音であるクリスタルボウルを合わせることで地球と宇宙が統合する。それを聴いた人は目覚めていくようになるから、と。それは映像で僕の頭に広がっていきました。スクリーンからクジラを観ている映像だったので、ああ、映画を創ってほしいということなのだな、とわかりましたが、その時は一作目を撮り終わった直後だったので「急には無理だよ」と断りました。


まず、クジラの音とクリスタルボウルを組み合わせることがよくわからなかったのです。音階もいろいろありますから。そんなことできるのかなと思っていましたが、小笠原でクジラの音を録音してそれを大ホールで流して演奏したら、すごく調和していたのです。まず、クジラの声に涙があふれてくる。そしてさらにハーモニーになるとますます泣けてくる。そういう体験をして、自分自身が本当に変わるということがわかったのです。


 それが二作目の「目覚め」になっていくのですね。


海響 そうです。一作目、二作目と合わせて観ることでより大きな「気づき」「目覚め」が起こると、映画の持つ意味も宇宙の存在から教えてもらいましたので、では二作目も創らないといけないという気持ちになったのです。



エステ映画?! 宇宙のエネルギーがダイレクトに入った映画


 映画「愛の地球(ホシ)へ」自体、どのような気持ちで始められたのですか?


海響 最初は映画を創ることになるなんて思ってもいませんでした。ところが岩崎靖子監督の「みつばちと地球とわたし」というドキュメンタリー映画を観ている最中、「映画を創らないといけない」というメッセージが突然降りてきたのです。もう雷に打たれたような衝撃でした。どのような内容の映画を創るのか、まるで誰かに教えてもらっているように見えてくるのです。それは宇宙の話で、宇宙人が出てくるものでした。自分自身、信じられなくて「本当に映画を創ってもいいの?」とそばにいた宇宙の存在に聞いたら「もちろん」と。


だけど映画に関しては何も知らないので、僕は岩崎監督に「映画を創りたいけれどどうしたらいいですか?」とメールを送ってみました。まさか連絡が来るとは思っていなかったのにお電話をいただき、そして制作が始まったのです。


海響(MIKI)氏と中西 功。愛の地球(ホシ)へⅠとⅡのチラシ
海響(MIKI)氏と中西 功。愛の地球(ホシ)へⅠとⅡのチラシを持ちながら。

 すごいですね。聞くところによると、映画を観るとすごく女性性が開花すると伺いましたが。


海響 そうですね。人によっては「エステ映画」なんて呼ぶ人もいますよ。何十回も観てくれる人もいます。これからは女性のエネルギーが重要になってくるので女性はもちろん、男性にも非常に意味があると思います。


この映画は宇宙が創らせているとずっと感じていました。だから創るときにすごく意識したことは僕自身あまり考えないこと。僕のフィルターを通さないということを心がけました。だから、本当に宇宙からのメッセージやエネルギーがダイレクトに入っているのだと思います。


ある会場で一番後ろにいたお客さんが、「上映中、宇宙船がきて観客の方々の頭の上に光のエネルギーを注入するのが見えた」と話していました。そんな不思議な話も、本当にそうだろうと思えました。会場にはいつもたくさんの宇宙人がきてくれるので。



宇宙の存在は私たちの身近にいる


 お話を伺っていると、よく宇宙の存在とコンタクトをしているようですが、一般的に私たちが思う宇宙人というよりは、宇宙に存在する高次な存在というふうに捉えればいいのでしょうか?


海響 そういう感覚でいいと思います。彼らは地球人以上に地球のことを思ってくれています。彼らの愛に胸が打たれるほどです。「どうしてそんなに地球を守ってくれるの?」と聞いたことがありました。そしたら「宇宙の仲間だから」と。当然でしょ? という感覚なんです。


わかってほしいのは、宇宙人と地球人の関係ってものすごく濃いのです。だから遠い存在ではなく、私たちのすぐそばにいると感じてもらえれば、より彼らと身近になるのかなと思いますね。


 その中でクジラやイルカもやはり高次な存在なのですか?


海響 そうですね。彼らは宇宙に認められている高次の存在というふうに思っています。どうしてクジラやイルカは山の存在ではないのかというと、彼らの声を海で響かせることで世界中に広がっていくんですね。本当にクジラなどは姿が見えなくても海の中で大合唱しているのです。


面白いのは下を向いて歌っているのです。それは宇宙から受信したものを地球の中心に向けて発信しているのだと思います。何を伝えているのか、きっと科学ではずっとわからないままでしょうね。それくらい不思議な存在なのです。


 私たちがやっているヒーリングも音をすごく大事にしていてヒュッと甲高い音を出すのですが、それはお釈迦様が「イルカのヒーリング」と呼んだものを使っているのです。


海響 お会いしていてもイルカのエネルギーをすごく感じます。


 そうですか?


海響 イルカのバイブレーションと同じなのです。イルカはいろんなことを情報として受け取っていて、意識せず癒すことができるのです。同じように意識せず出会った人を癒すことができる人なのだと思います。


宇宙人もそうですが、クジラやイルカも愛の意識の広さが地球人と全然違います。地球人は「自分は愛してもいい」という許可すらしていない方が大半です。もし愛の意識が変わっていけたら、自然と自分たちの活動や言動が全然違ったものになっていくと思います。私たち一人ひとりが気づけば、世界は一変するでしょうね。


 映画のテーマも一作目は「気づき」。そして二作目は「目覚め」。よりたくさんの人が映画を観て覚醒してほしいです。ぜひうちでも上映会をさせてください。


今日はお忙しいところありがとうございました。


 

いさおの感想

ケビンがよく「この世に存在するものに愛以外はない」という話をしていたことを思い出しました。海響さんのところに来る宇宙の存在の方々もそれを私たちに伝えようとしているだと思いました。まず映画を観なくちゃ!

 


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