金木犀が香るぽかぽか陽気の中、本川越駅に集合した参加者の皆様と
縄文・龍神・開運のテーマの川越ツアーがスタートしました!
今回のツアーで巡るスポットは、川越市街の中心にある「喜多院」に伝わる七不思議から抜粋した場所をいくつか選別しました。
最初に向かったのは、7、8千年前の縄文時代前期に遡る龍神伝説をモチーフにした「龍池弁財天」でした。この場所は、喜多院の七不思議のひとつで、喜多院の起源になる場所です。
いわゆる観光地ではない場所ですが、未だに湧き水が滾々と湧き出ている池にはとても清々しいエネルギーが満ちていました。
その伝説については↓
そして、喜多院の七不思議のひとつで、三変稲荷神社(古墳)。
たまたま改修工事中でしたが、1600年前の古墳の上にある可愛らしい神社で、巨大なムクノキに守られた優しいエネルギーでした。
次の目的地は、車の中から見学する縄文時代、川越に海があった証拠を今に残している「小仙波貝塚跡」。
その時代は、北半球が温暖になり氷河が溶けて海水面が上昇。そして今の東京湾が内陸の川越にまで届いていました。川越は今よりもずっと温暖で、様々な動物や植物に囲まれ、まさにパラダイス!
縄文時代中期を過ぎると海が引き始め、後期には現在の東京湾の辺りまで後退しそうです。
次の目的地は、仙波日枝神社。
日枝神社と言えば、東京赤坂にある日枝神社が有名ですが、ここ川越の日枝神社は、その赤坂の日枝神社の本社!
河越・江戸城を造った太田道灌が室町時代(文明10年/1478)にこの日枝神社を江戸城紅葉山へ分祀しました。
その後、現在の地赤坂に移されたそうです。
日枝神社境内には、喜多院七不思議の一つ「底なしの穴(底無抗)」があります。
底なし穴に投げたものが、500メートル程離れた双子池(竜の池弁天)に浮かんでいたという話があったそうです。
そして、今回のメインスポットの川越大師・喜多院。
喜多院で有名なのは、院第27世住職・天海大僧正。
武田信玄、徳川家康・秀忠・家光に仕え、特に徳川三代には政治的・宗教的な支えとなってきた人物です。焼失した比叡山(ひえいざん)の復興再建や日光東照宮の造営などに尽力しました。
108歳で没したあと、その功績を称えられ朝廷より「慈眼大師」の名を贈られています。
川越の大火により焼失してしまい徳川家光の命により、江戸城紅葉山の別殿を移築した、三代将軍徳川家光「誕生の間」、書院では春日局が使用していた「化粧の間」を見学しました。
外に広がる庭の風景も、紅葉がわずかに始まり時間の流れがゆったりと進んでいく感覚でした。
そして、客殿と併せて見学した「五百羅漢」は、日本三大羅漢の一つに数えられ、さまざまな表情をした538体の羅漢さまがみなさまがいらっしゃいました。
喜多院見学後は、喜多院脇の茶そば寿庵で昼食をいただきしっかり腹ごしらえをして、午後にむけてのエネルギーを養いました。
午後の最初は、童謡「とおりゃんせ」発祥の地と言われている三芳野神社。
ここでは、参加者の皆様と一緒に大地のエネルギーを感じるワークを行いました!
その後、急遽予定になかった場所・養寿院へ。
養寿院は曹洞宗に属し山号を青龍山と称するお寺で、たまたまご縁をいただいた場所です。
そこでも特別にお寺にある河越氏が新日吉山王宮に奉納した銅鐘(国指定重要文化財)など、大変貴重な品を拝見させていただきました。
急遽の場所でしたが、参加者一同ここが一番のメインだったね~と感想をいただきました。
その後、三峰神社分社がある雪塚稲荷神社
に参拝し、時の鐘を見学しながら、最後の目的地のしあわせ稲荷へお参りしました。
最後は、それぞれに川越の蔵造の街並みを散策し、あいわサロンへ!!
あいわサロンでは、原島琉理子さんの個展最終日。
龍、妖精のエネルギーに満たされたサロンの中で功のヒーリングを順番に受けたり、琉理子さんの絵をゆったり見させていただきました!
朝から夕方まで一言では語れない充実した内容でした!
また、養寿院さんを舞台に何かイベント企画を考えたいと思っています♪
ご参加くださった皆様、養寿院さんありがとうございました!!!
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